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病室より(6)

抗がん剤の投与が始まり、食欲が落ちてきましたsad毎食「おかゆ」にしてもらって、なんとかそれだけは食べようと努力しています。
しかし、無理して食べたものを吐いてしまったり、食事前に吐き気に襲われたり・・・。少し辛い時がありましたが、吐き気止めの注射の効果もあったのか、その後は胃の辺に違和感がある程度で吐き気は治まっています。

移植の前日には放射線治療を受けました。ただ横になってるだけなのですが・・・治療中はプォーーっというブザー音が絶えず出ていて、BGMが流れているにもかかわらずリラックスできる状況ではありませんでした。病室に帰る時は、車いすに乗って帰ったんですが・・・治療後はフラフラするのかな?
幸いにも私は1回の治療だけだったので、口内炎などの副作用は今のところ出ていません。

同じく移植前日には、1人部屋に移動しました。点滴台はビニールカーテンの向こう側に置いてあり、チューブを長くして部屋の中の移動が出来るようにしてあります。トイレも部屋の中にあるので、本当に一歩も外に出なくてもいい(いえ、出てはイケナイ)状況です。

その頃、それまで同室だった方が退院されたのですが、その際に「頑張りんさいよ」って色々と励ましてくださいました。『胃がもたれる時は、ここを冷やすといい』とか『口内炎の予防で唾液を出すには、ここを刺激するとよい』だとか、色々なことをアドバイスしてくださいました。本当に良い人と出逢ったなーと感謝してます。

次回は、移植について・・・の予定です。

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病室より(5)

今回は、ちょっと気になる機械について・・・
それは「自動蓄尿機」というもので、トイレの奥に据えてある。大きさは洗濯機より二回りくらい小さいもので、同じ病棟の患者さん全員の尿を管理するらしい。

血液疾患の場合やはり尿量が重要になるらしく、毎回尿を採らなければならないのだ。一般病棟の場合は、ビニール袋が並んでたりして・・・ひたすら自分の袋に溜めていくのだがaquarius

さて、この機械は自分のカードを差し込むと「氏名を確認してください」と声が出る。正面のパネルに自分の名前が出て『確認』のところをタッチすると「蓋が開きます。蓋が開いた尿を入れてください」とまたまた指示が出る。

蓋が開くと目の細かい網がある。裏蓋には水滴が付いている。複数の人が、そこに尿を投入しているのだが・・・本当に大丈夫なのか?裏蓋の水滴も混じらないのだろうか?

「尿を入れ終わったらカードを抜いてください。蓋が閉まります」と最終の指示。その後、『測定中』という表示になり、その時の量と比重値が表示される。勿論、そのデータを記録しておくのが、この機械の役割のようで、詳しい分析はしないみたい。

ただ困るのが、『自動洗浄中』という時にぶつかると、しばらく(5分くらい)待たなければならない。しかも場合によっては、測定できないことがあるそうで・・・なかなか融通がきかないようだ。

摩訶不思議な機械だなーwobbly

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病室より(4)

P1000005_2入院2日目に、中心静脈(って理科の本の図解にあった、心臓に繋がってる青い大きな血管かな?)へ『カテーテル』を入れたので、それ以来カラカラと点滴台を押しながらの移動になりました。右肩の辺からチューブが2本出てますが、気をつけないと片方が赤くなってることが・・・。あまり長時間起きた状態(特に前屈みの体勢)だと逆流するらしいのです。注意するように言われてからは、時々胸のチューブが赤くなってないか?こっそり見てます。
更に、輸液ポンプという装置が点滴台の軸に2つも取り付けられて、自分から伸びているチューブとそちらの電源コードを気にしながらベッドの周りを移動しなくてはなりません。トイレに行く時は電源コードを一時的に外すのですが、扱うのが大変ですsweat01新型の輸液ポンプは、横揺れに敏感で少しの衝撃で警報音が鳴りだしてしまいます。その度に看護師さんを呼ぶことになるので、気をつけてるのですが・・・

まだまだ慣れないことばかりですcoldsweats01

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病室より(3)

遂に「坊主頭」になっちゃいましたflair
抗がん剤の投与が始まるため、更に週末になると看護師さんが少ないので今の内にやっておきましょう、ということで・・・。

私はショックというより、坊主頭の自分がどんなんだろう?と興味津々eye
同室の方にアドバイスしていただいた「ビ○レ さらさらシート」を早々と調達(友人に依頼)しておいてよかった。これで、頭皮(意外と皮脂があるので)を拭くとサッパリするし、ほのかな香りも楽しめるのだとか。メーカーの方もこんな使い方をされようとは・・・予想してないでしょうね~。

それから手作りの帽子(キャップ)を作る方法も教えていただいて・・・色々な帽子を作ってみたくなりました。かぎ針編みで簡単にできるみたいなので、退院したら作ってみたいなーconfident

さて、”にこば”さんから無菌食のお味は?とご心配いただいてますが、味付けは普通なので、今のところ完食してますsmileちなみに今日の昼食は「焼うどん」「和え物」「パンプキンスープ」これに「ごはん」と紙パック飲料が付いてました。美味しく食べてますよ。

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病室より(2)

さてさて、未知なる無菌室とは?
病棟の入り口には足で踏んで開閉する扉が2つあります。私の居る2人部屋は、約6畳の広さで縦半分ずつを使用しています。それぞれのベッドの頭の位置の天井にはダウンフロー方式の空気清浄機があって、きれいな空気が出ているので室内はマスクをしなくても大丈夫です。(ただし、掃除の間はマスク着用だけど)

一般病棟と違うのは、二人の間の仕切り(カーテン)が無いことです。埃などの原因になるので、なるべくそういう物は排除してあるらしい・・・。しかし、イメージ(精密機器を扱うようなクリーンルームみたいな)からすれば、『えー?こんなので無菌室なんだ』って思うはずです。勿論、ビニールカーテンで仕切ってある無菌室(移植の頃にはその部屋へ)もあるのですが。
色々な治療で抵抗力が落ちている人にはこういう部屋が必要なんでしょう。つまり、同室の方は私とは違う病気(とはいえ血液関係の病気ですけど)です。
私も彼女のように髪の毛を短くする予定ですが、その後の頭皮のケア(?)について裏技を伝授していただきましたwink

今現在、病棟内で髪の毛がフサフサしているのは私だけみたい・・・。ちょっと気が引けます。移植前には、看護士さんに刈っていただくみたいです。その姿は想像できないけど・・・坊主頭になっちゃうんだなー。

それに先立って、無菌食に切り替わりました。これは、耐熱ガラスの器にアルミホイルを敷いて料理が入ってます。その外側を三重にアルミホイルで包んで、オーブンで加熱殺菌してあるのです。アルミホイルの塊の上に各々番号が書いてあって、添えられているメニューを見ながら『1は、豚の生姜焼きか・・・』といった具合にアルミホイルを剥がす作業をしています。
なんだか発掘作業をしているみたいな気分ですcoldsweats01

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病室より(1)

19日に入院しました。しかし、病室の準備などの関係で実際に病室に入ったのは夕方6時を過ぎていました。いきなり無菌室(本当は、同じ階でもう少し自由な部屋の予定でしたが)。無菌室には決まり事が沢山あって、何がなんだか・・・
幸いにも同室(2人部屋)の方が、何度も無菌室を経験されているベテラン(こういう表現も変だが)なのです。随時、具体的なアドバイスをいただきながら不慣れな生活をしています。
さて、この初日にハプニングが発生!なんとインターネット接続ができないのです。(これは、通信機器の問題で病院側には問題は無い)慌てて問い合わせてみたものの、PCのバージョンが対応機種を超えている事が判明し、翌日もあれこれ問い合わせしてみたのだが、即解決には至らず・・・。無菌室ということは『かごの鳥』状態ですから何も行動できないわけです。
せっかくPCを持ち込んで、少しでも退屈しのぎをしようと思っていた初っ端に大きな壁。本も紙質が良い物はOKと聞いていたので、眺めて楽しもうと伊藤若冲の図録などを持ち込んでいたのですが、カビ菌を吸い込む元になるので全ての本がダメになった(昨年から変わったとか)そうで、更に暇つぶしが難しい状況です。
さてその後、通信機器についての問題点は、なんとか解消(HP上からインストールし直すことを言われたが、今の私には似可能。友人にお願いしてCDを作成して病院に送ってもらう方法で)。ようやく快適なネット生活が送れそうです。

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職場にサヨナラ

P1000002入院が近づき、遂に職場のみなさんにお別れすることになりました。色々と抱えている仕事の引き継ぎ準備はしたものの、時間が足りなくて・・・結果的には迷惑をかけることになってしまいました。
「休職」という扱いは3月末までで、それ以降は「退職」となります。なぜなら、私は1年更新の雇用体系で仕事をしているからです。年末からニュースで大きく取り扱われている一斉解雇の問題も、少しばかり他人事とは思えません。私も職を失うのです。
最後の日に、皆さんから封筒と花束をいただきましたconfident元気が出そうな黄色をベースに作られた花束。これは、退職者へ贈る慣習があるので「御餞別」の意味に近いものだと理解できました。一方、封筒には「御見舞い」とも「御餞別」とも書いてありませんが結局、悩んだ末にどちらとも書けなかったのだろうと推察しています。
皆さんにキチンとご挨拶をしなくてはいけないはずなのに、直前まで引き継ぎでバタバタしていたので何も言葉を準備していませんでした。8年近くもお世話になり、楽しく仕事をさせていただいた感謝の言葉を伝えることができませんでした。本当に、最後まで私は要領が悪い人間ですweep
多くの人が「待ってるよ!」とおっしゃってくださいました。とても有り難い言葉です。
「頑張って!」という言葉は言ってはいけないと聞きます。(確か、阪神大震災の頃からだったように記憶してます)確かに、相手に対して励ましたい時「頑張って」という言葉は便利ですが・・・当人にとっては重たい言葉です。今回、私は病気を通して改めて感じました。
勿論、「頑張って」とおっしゃった皆さんも悪気があったのではなく、何と言ったら良いのか悩んだ末の言葉だろうと理解しています。そういう皆さんの心が嬉しくて・・・sweat02

みなさん、本当にお世話になりました。感謝の気持ちで一杯です。
気持ちを入れ替えて、治療に臨みます。

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